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結論:スキル・経験よりも人としてのキャパシティや前向きな姿勢を感じさせること!
初めまして、私はアラサーリーマン・イナキンです!
いきなりで恐縮ですが、親しみを持ってもらえるよう、軽く自己紹介させていただきます。
私の大学時代は散々たるもので授業は出席せず、バイトと遊びに明け暮れる日々。
皆さん一度は迎えるであろう大学4年生で就職活動を行うも、
まともに何も成し遂げたことのない私は話せるネタもなく、
一度目の就職活動は案の定撃沈。
その後、就職活動を一旦放棄し(笑)海外留学を経験。
満を持して再度就職活動に挑むも超大手企業(総合商社、大手デベロッパー、メーカー等)
の採用試験ばかり受け、敢え無く2度目の撃沈。
何とか運良く隠れホワイト企業と呼ばれる中堅電機メーカーに就職も、ブラック部署に配属。
超長時間勤務や連日2時間以上の説教、理不尽なパワハラ上司に耐えるだけの日々。
そんな環境で約6年9ヵ月勤務し、転職を決意。現在は世間にいう超大手企業に転職し、
パワハラ環境ともおさらばすることができ、年収も150万円以上UP。
また、こんな凡人で就活コンプレックスMAXの私でも、
転職活動では世間で言う超大手企業7社より内定をいただくことが出来ました!
決して自慢したいのではなく、こんな私の人生や転職活動の経験を通じ、
社会人になりたて~中堅(30代)の方で転職を考えている方の参考になれば。
また、これから新卒採用を控える学生の方にも今後のビジョンを検討してもらう
参考にしていただければと思い、発信したいと考えております。
転職することで、是非良い職場環境を掴み、幸せな人生を歩んでいきましょう
● 基本プロフィール
・年齢: 30代前半
・家族構成:既婚、子ども無し
・職業:大手メーカーの営業職
・大学:関西の私立大学 (文系卒)
・役職:無 (主任、係長クラス)
・年収:700~800万前後
・資格:TOEIC 880点 (8~9年前に取得)のみ
キャパシティや前向きな姿勢を感じさせることが重要な理由
20~30代前半のレンジの方の転職はスキルや経験だけでなく、
かなりポテンシャルの部分を見られています。
これは規模問わず大概の企業はそうだと断言できます。
- 募集(こちらから見れば応募)要項にある求める人物像から著しく外れていないか。
- 将来的に転職先の企業に貢献してくれそうなポテンシャルを感じさせれるかどうか
(惜しまず知識や経験を取得できそうか)
特にこの2点を重点的に意識し事前準備を実施していけば、転職活動は上手くいくはずです。
実際、私も上記を意識し転職活動を進めた結果、大手企業から内定を頂くことができました。
① 例えば、未経験の方が資格をベースにした職種への転職は非常に難易度が高いですが
(例:営業 ⇒ 法務等)、一定の職種間(例:営業⇒企画、マーケティング、調達等)であれば
ポテンシャルやキャパシティーを感じさせればそこまで難易度は高くありません。
② 今働いている会社は業種・職種が違っていても、今後転職先の企業に貢献してくれそう
だとポテンシャルを感じさせることができれば勝ちです。
ではどうすれば、人としてのキャパシティーや前向きな姿勢を感じさせられるのか。
皆さん十分に理解されていると思いますが、95%以上は事前準備にかかっています。
ヘッドハンティングやツテ・コネでの採用を除き、リクルート会社等を使った、
いわゆる一般的なプロセスを踏む転職活動においては、この準備をやらずして
転職活動がスムーズにいくことはほぼないと言っていいかと思います。
事前準備で考えるべき内容
1. 自己分析とキャリアの方向性
・何故あなたが転職をしたいと思うようになったのか。
・転職してどのようなキャリアを今後歩んでいきたいのか。
転職活動を本格的に始める前に上記の検討しておくことをおススメします。
そうすることによって、後々履歴書に書く内容や面接で話す内容の方向性がガラッと
変ってくるからであり、大袈裟かもしれませんが端的に言えば採用 or 不採用に直結します。
新卒就活の時とは違って、社会人としての酸いも甘いも色んな経験があったと思います。
あなたが転職したいと思う様になった理由は、その経験やそれをベースとした考えによって、
生み出されたはずです。
次の仕事に求める条件(業務内容、働き方、給与、キャリアパスなど)の洗い出し
(何故そう思うのかまで含む)して整理し、更には優先順位を決めておくと
後々の判断に迷いがなくなりスムーズな転職活動ができるでしょう。
2. スキルと経験の整理
20代~30代前半であれば皆さん大小関わらず、いくつかは自分が先頭になりチームを率いながら
プロジェクトをやり遂げたことや専門的なスキルを身に付けた経験はあると思います。
その様な経験を違う角度(コミュニケーション能力をアピールする経験、
新規プロジェクトを最後までやり切った責任感をアピールする経験等)で
3-5個ネタとして用意しておきましょう。
そうやって棚卸ししておくことで、履歴書や面接時には事前に準備したものをプレゼンするだけに
なりますので、当日はパニックになることなく自信を持って話すことができるでしょう。
3. 業界・企業・求人情報の研究
例えば、年収を上げたいと思って転職を希望する場合、ご存じの方も多いと思いますが、
年収レベルは業界とポジションでほぼ決定されます。
当然、転職時に年収交渉も可能ですが、特に日系企業では年次毎の年収レベルが定められており
20代~30代の転職では、交渉で年収を大きく上げるというのは正直厳しいと思います。
やりがいを最優先とするのか、やりがいも重要だがそれ以上に年収を優先し、
高年収が期待できる業界を狙って転職するのか。
転職先を選ぶ際には、業界の動向や企業の文化、成長性、福利厚生などをリサーチし、
1~2で検討したものをより業界・企業・求人情報に沿った内容へとブラシュアップする作業が必要です。
4. 履歴書・職務経歴書の更新
1~3の作業が終わればそれを言語化し文章として落とし込む作業が必要です。
ここで気を付けるポイントは、特に一貫性を重視しましょう。
今まで行ってきた業務をもとに作成した強みや成果が求人情報に記載してある求める
スキル・経験等とマッチしなければ、どれだけ応募しても書類で落とされる可能性が高くなります。
しっかりと書類を作成し、転職先にどんな価値を提供できるかを明確に伝えることが重要です。
5. 面接対策
面接は転職活動の中でも最も重要なステップとなります。
たいていの場合1次面接→2次面接で内定(稀にもう一回面接があり、3次で最終)となります。
せっかく書類に丁寧に書類に落とし込んだ、自己紹介や職務経験をうまく伝えられなければ、
質問に対して答えを適切に返せていなければ非常にもったいないです。
質問に対しては事前に来そうな質問を想定し、回答案を準備しておくことが大切です。
(意外とこれができていない人が多いと、内定先の面接官から聞きました)
また、企業や業界についてもある程度事前に勉強して気になる点を質問に纏めておきましょう
6. ネットワーキングと紹介
転職活動をしていることを職場の人には言いふらすのは当然ですがご法度です。
一方で、学生時代の友人や先輩・後輩、社会人サークル等で繋がるっている人がいるのであれば、
是非転職活動をしていることを打ち明けてみましょう。
そうすることで求人情報を得たり、思わぬアドバイスを得られるかもしれません。
(私も学生時代の友人の勧めで、友人が勤める企業を受けたりしました)
あなたが持っている人脈は列記としたあなたの財産です。
活用しない手はありません。積極的に相談してみるようにしましょう。
7. 心理的な準備と自信
転職活動は慣れないうちはストレスがかかります。通常の業務+αで活動を行っている訳ですから。
でも、例えば多少上手くいかなかったとして、過度にストレスを抱える必要はないでしょう。
どんな時でも自分に自信を持って前向きに臨むことが大切です。
仮に面接のステージになったとして面接官も今まで幾人も面接しているのですから、
自信の無さは直ぐに見透かされ落とされてしまいます。
もし失敗しても次に生かす学びとして捉え、失敗した点をしっかり研究→次回への
アクションへつなげるようしましょう。
そして焦らずに自分に合った仕事を見つけることが最終的に何よりも大切になります。
転職活動は新卒の就職活動ほど難しくない!
上記のポイントを意識して転職活動を進めると、スルスルと事が進んでいき、
想定以上に早く内定が取れるでしょう。
勿論、昨今の人材不足の追い風もありますが、転職活動は新卒採用と比較すると正直イージーです。
このまま辛い思いをしながら、さして多くもない給料で満足するのか、
それとも一度ここで踏ん張って転職活動をして、年収up、働く環境も改善され円満な人生を送るのか。
全ては自分次第です!
是非、このブログを読んでいただいている一人でも多くの方がより良い職場環境を掴み、
幸せな人生を歩む手助けになればと思います。
その為にはまず一歩として、少しでも転職を検討しているのであれば転職サイトに登録しましょう!